英国製の革靴:BARKER(バーカー)BURFORD パンチドキャップトウ
BARKER(バーカー)のBURFORDモデル。少し赤みのある茶色で、ROSEWOOD(ローズウッド)カーフレザーのアッパー(甲革)がお気に入りの革靴です。
雨に濡れるとすぐに雨水が染み込んでしまいますが、乾くとちゃんと元に戻る取り扱いのしやすいカーフレザーのアッパーと、レザーソールに近い靴音がするダイナイトソールの組み合わせです。
BARKER(バーカー) BURFORD パンチドキャップトウ サイズ8 Gウィズ
100年以上の歴史を誇るイギリスの伝統靴「Barker(バーカー)」
1880年、バーカーは、靴づくりの街として有名なノーサンプトンシャー州で創業されました。 バーカーは、一次世界大戦中にイギリス軍へブーツを供給する契約を確保し、工場の建設に投資し事業を拡大させていきました。 その後、アーサーの3人の息子も経営に参加し、 1947年には、女性靴を生産するためにバートンに新工場を建設。 現在、バーカーの靴は、その優れた品質、耐久性と快適さのために世界各地で広く認識されています。 バーカーの製造プロセスでは、特定の段階でマシンを使用しますが、すべての靴は職人の手縫いが用いられています。
引用元 BEKKU HOMME
以前は、アッパーの赤味を強調したくて「マホガニー」の乳化性クリームを使用していましたが、履き終わりにブラッシングするための馬毛ブラシが赤い色に染まるほど色落ちが激しいため、現在はミディアムブラウンの靴クリームを使用しています。
クールビズだけでなくスーツスタイルにも合わせやすく、ショーンハイトのダブルモンクと共に、年間を通して常にローテーションで履いています。
画像左: BARKAR BURFORD サイズ8 WiseG 右:ショーンハイト SH405 サイズ26.5 Wise2E
BURFORDのラスト469は、甲の部分が少し長めです。ショーンハイトのダブルモンク、サイズ26.5と靴の長さはほぼ同じであり、実際に履いた時のつま先の余裕(捨て寸)も同じ感じです。
ショーンハイトのWise2Eに比べて、バーカーのWiseGは幅と甲の高さの両方で少し余裕があり、大きめなサイズ感です。もしWiseFが選択できるラスト386を選ぶ場合、甲の長さが短めなので甲幅と甲高は同程度になる可能性があります。
足幅に合わせたサイズ感のため、中底が沈み込んだ後は靴紐を締めると羽根が閉じてしまうため、タンパットを使用して羽根の開き具合を調整しました。この調整により、ちょうど良い羽根の開き具合に落ち着きました。
羽根が閉じてしまう場合、かかとの収まりが変化してしまうインソールよりも、タンパットを使用する方が履き心地に変化がなく、おすすめです。
インソールは金の印字がある半敷きタイプで、まだ文字の消えもなく、きれいな状態です。
多く歩きそうな日に選んでいるため、一回あたり10,000歩から12,000歩程度歩いていますが、カカト(トップリフト)の減りは僅かです。つま先の減りはなく、今後はトップリフトの交換が必要になるかもしれませんが、ソールは長持ちしそうです。
少し赤味のあるアッパー(甲革)は肌理が細かく、じんわりと光るカーフレザーです。シューツリーを入れると綺麗に伸びて、穏やかな履き皺ができました。
シューズバッグとケア用のクロスが付属しています。画像にはありませんが、替え紐やシューホーン(靴べら)も同梱されており、少しお得な気分も味わえます。
BARKERは百貨店やABCマートでも取り扱っており、さらに鎌倉シャツでも購入することができます。
初めての英国製の革靴であり、ビジネスシューズとして非常に使いやすく、扱いも容易な靴です。REGALのDRCDシリーズやショーンハイトのオーダー靴と同様に、手入れをしながら長く履いていきたいと考えています。