私は、ビシッと極まったスーツスタイルの主人公が活躍する映画やドラマが大好きです。
そのきっかけは、7年前に夢中になって観た「倍返し」が流行したドラマ『半沢直樹』でした。4月からの続編も楽しみです。
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堺雅人さんが演じる「半沢直樹」は、バンカーらしいネイビーやグレーのスーツとネクタイに、白シャツと綺麗に磨かれた黒の革靴の組合せ。
遊びのまったく無いスタイルを極めると、ここまで新鮮でかっこ良いと気がついたきっかけとなりました。
役柄に合わせたチョイスと思いますが、ワイシャツの襟型レギュラーカラーは少し堅すぎる印象を受けます。
半沢スタイルを取り入れるなら、セミワイドのシャツを合わせることで、もう少し柔らかい印象になると感じます。
及川光博さん演じる「渡真利」の少し派手目のスーツスタイルと、滝藤賢一さん演じる「近藤」のちょっとダサ目のスーツスタイルが、より「半沢直樹」スタイルが引き立てていたと思います。
こう見ると、半袖シャツにネクタイはちょっと違和感がありますね。
半沢＆渡真利は、立っている時はボタンをかけていることもポイントです。これも当時は、ボタンを掛ける習慣が無かった僕は衝撃を受けました。
『半沢直樹』のスーツスタイルに影響を受け、立っている時はボタンをかけ、靴磨きをするようになったのは良い思い出です。
このドラマの後に、やはりスーツスタイルがかっこ良くハマって観たのが『小さな巨人』です。
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スリーピースのスーツは、『半沢直樹』で香川照之さん演じる「大和田常務」の嫌みなスーツのイメージがあったので、長谷川博己さん演じる「香坂」のすっきりとしたスーツスタイルに衝撃を受けました。
香坂のスーツスタイルは、スリーピーススーツですが、派手な柄や色は使わず、シンプルなデザインでまとめられています。また、スーツのサイズもぴったりで、ネクタイもきちんと締められています。香坂のスーツスタイルは、ビジネスマンにとって理想的なスタイルだと思います。
岡田将生さん演じる「山田」も、若いのに凜々しいスーツスタイル。世代が違うので真似は出来ませんが、素直にカッコいいと感じました。
対照的な安田顕さん演じる所轄刑事「渡部」のヨレヨレ感、「半沢直樹」演じる堺雅人さんと同世代でこれはチョット酷いじゃない･･･と思っていましたが。
でも、今改めて見ると、渡部のヨレヨレ感も、彼のキャラクターを表現するために必要な要素だったのかもしれません。
捜査一課に異動後はバシッと極めてくれました。シャツの第一ボタンを留める、ネクタイをしっかり締め上げる、サイズの合ったスーツを選ぶことで印象が全く変わります。
長谷川博己さんは、スーツがとても似合う俳優です。彼のスーツスタイルは、いつも上品で、知的な雰囲気があります。『シン・ゴジラ』でも、彼のスーツスタイルは、内閣官房副長官という役にぴったりで、非常に印象的でした。
竹野内豊さんは、長谷川博己さんと同じく、スーツがとても似合う俳優です。彼のスーツスタイルは、長谷川博己さんよりも、より大人っぽい雰囲気があります。
福山雅治さんは、50代になっても、ますますダンディに！彼のスーツスタイルは、いつも上品で、知的な雰囲気があります。『集団左遷』での福山雅治さんのスーツスタイルは、まさにビジネスマンの参考になります。
福山雅治さん演じる爽やかな支店長「片岡」は、ビジネスシーン定番のネイビーかグレーのスーツに、白かサックスブルーのシャツとネクタイを合わせ、磨かれた黒の革靴でコーディネートしています。
福山雅治さんは、間違いのないスーツスタイルを着こなしています。そのスーツスタイルは、彼の知的な雰囲気と相まって、とてもお洒落に見えます。
最後は香川照之さんの変化！
左から：大和田常務『半沢直樹』、中：小野田一課長『小さな巨人』、右：真山副支店長『集団左遷』
香川照之さんは、役に応じたスーツスタイルを着こなす俳優として知られています。どのドラマでも、のしっかりとしたビジネスファッションとしてのスーツ姿は、とてもかっこ良く見えます。
もうすぐ始まるクールビズなど、ビジネスファッションのカジュアル化に流されそうになりますが、仕事服はビシッと極まったスタイルを貫きたいものです。
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