前回は春を迎え着る機会の増えた少し明るめなグレーや、定番のネイビーのスーツに違和感なく合わせることの出来る、ビジネスシーンに履いている汎用性の高いダークブラウンの革靴を紹介しました。
今回はサラリーマンとして悪目立ちのしない範囲で選んでいる、春夏用の色や素材が薄いスーツやジャケットに良く合う少しカジュアルな雰囲気を持つ、明るめのブラウンやシボ革の革靴を紹介します。
左から時計回りに、RAYMARの外羽根ウイングチップとショーンハイトのダブルモンクストラップ、BARKERの内羽根パンチドキャップトウ
履き皺が白くなりやすい茶靴のケアは、ダークブラウンの靴と同じように靴の色になるべく近いブラウン系の靴クリームを選んでいます。
少し赤味があるホーウィンのフットボールレザーが特徴のRAYMARウイングチップにはM.モゥブレィの「レッドマホガニー」、ミルクチョコレートのような少し明るいダークブラウンのショーンハイトダブルモンクストラップには「ロンドンタン」が同じ色合いになります。
RAYMAR Oliver(レイマー オリバー)
薄手のシャドーストライプが入ったネイビースーツと合わせたシボ革のウイングチップ。自然な光沢感のある柔らかい革に変化してきました。
ショーンハイト SH405-7
少し青みのあるネイビースーツに合わせた、ショーンハイトのダブルモンクストラップ。トップリフトも交換をした履き馴染んだ靴は、柔らく深い履き皺が目立つ優しい履き心地の一足になりました。
BARKER BURFORD(バーカー バーフォード)
ライトグレーのスーツに合わせたパンチドキャップトウ。こちらも柔らかい履き皺が目立つようになりましたが、以前よりも光沢感が増してきたと感じます。
ビジネスシーンで着用される機会が多いダークカラーのスーツスタイルには黒やダークブラウンの革靴が違和感なく合いますが、ライトグレーのスーツには明るいブラウンの革靴を選んでも靴だけが目立つこともなく、ビジネスシーンでの印象を変えることが出来ると思います。