メイドインJapan、ファクトリー直販の革靴「ショーンハイト」。レディーメードと呼ばれる既成靴も十分魅力的ですが、公式サイトからのパターンオーダーで、自分だけの一足が作れるお気に入りのブランド。
服や靴など、同じものを色違いで揃えることを「色ち買い」と表現するそうですが、ショーンハイトのダブルモンクは、あまりのフィト感に色違いでオーダーしたほどのお気に入りです。
ショーンハイト SH405-7B ダブルモンクストラップ
SH405の木型ラウンドトゥは、レディメード(既成靴)にはラインナップされていませんが、SH111の木型ブリティッシュトラッドよりつま先が丸くなく、SH416の木型ロングノーズよりとんがってもいない、個人的にちょうど良い形の木型。
サンプルセールで出会ったSH405-4 プレーントゥの履き心地が良く、オーダーでしか手に入れることが出来ないため、思い切ってオーダーをした靴になります。
1日中靴を履いていると、両足とも小指付け根当たりが痛くなることが多いのですが、自分の足形に合うためか痛みがほとんど無く、履いていて気持ちいいのがショーンハイトの靴。
初めてのショーンハイトは、レディメードシリーズのSH111ー1D ストレートチップ。
革靴は馴染むまで痛いものと思い込んでいましたが、初めて履き下ろしから痛いところがない、革靴が好きになった思い出の一足。
履き続けても最初の印象は変わらず、履きやすく歩きやすい靴でしたが、爪先が丸くぽてっとした形にもの足り無さを感じ、次に選んだのがSH416ー1 ストレートチップ。
これも履きやすい靴でしたが、個人的な好みでは少し尖り過ぎ。
丸くもなく尖ってもないSH405が、レディメード(既成靴)で選べないのは個人的に残念です。
ダークブラウンのアッパー(甲革)は、国内タンナーのキップ。
厚みがありながら柔らかい革。水に濡れても目立つ膨れなどは出来ず、扱い易く履きやすく、シワは割と大味に入るが、個人的に茶色の革はエイジングとして楽しめると思います。
オランダ製の原皮を、姫路の工場にて丁寧に鞣(なめ)し、美しく仕上げたキップ。
一枚一枚が小さめで、海外製ならばカーフと呼ばれるはずの、きめの細かさとしなやかさが特徴です。
自信を持ってお勧めできる、見映えの良い耐久性のある高品質レザー。ショーンハイトの既製靴およびオーダーメード靴で使用しております。
黒のアッパー(甲革)は、オプションで選べるアノネイのカーフ。
個人的に黒革は色味が変わるのではなく、ツヤが増すエイジングが楽しみたいので、繊細なシワに期待してアノネイ選びました。
二足目の黒をオーダーする時に拘ったのが、キャップ(つま先)の長さ。
ダークブラウンの靴は、縫い目よりつま先側に履きシワが入り、先芯がキャップ縫い目より短いことが判ったので先芯の長さに合わせキャップを5㎜短くオーダー。
この変更はアップチャージなしで可能でした。
黒のダブルモンクはライニングカラーもアッパーに合わせ黒を選択。
ライニングカラーの変更も無料で可能でした。
ライニングカラーを指定しない場合は、ダークブラウンのダブルモンクと同じベージュになります。
ソール(靴底)は二足共に、革底ブラウン仕上げ|革積上げヒール。
革底はブラック仕上げ|生地仕上げと、ラバーのブロックヒールもアップチャージなしで選べますが、つま先ラバー補強はオプション(有料)でオーダーが可能です。
ショーンハイト コンビネーションオーダー 価格表(2019.12)
初めてショーンハイトのレディメード(既成靴)SH111ー1 ストレートチップを手にしたとき、中底やライニング(靴裏)に全て革が使われ、しっかりした造りだったことに驚きましたが、オーダーした靴も内側はレディメードと同じ造り。
あらためて1万円台から購入可能なラバーソールの靴も、3万円台からのオーダー靴と同じように造られている、安心感のあるブランドと思います。
「ショーンハイト」の工場直販サイトです
ショーンハイト ダブルモンクストラップ
— ぶらっくべると (@blackbelt_h) 2023年3月30日
年度末の足元は黒靴で締めくくり
履きなれた4年目のダブルモンクを選びました#革靴 #ショーンハイト #アノネイ #レザーソール #コンチプリマス #ビジネスファッション pic.twitter.com/R91tGG9iPT