「42nd royal highland」のグッドイヤーコレクションと「RAYMAR(レイマー)」のグッドイヤーウェルトシリーズの革靴。
「RAYMAR」は23,400円、「42nd royal highland」は31,860円(共に消費税8%送料込み)と値段が違うため、同列で比較はしないかもしれませんが、企画は日本で製造はmade in china。
またソールはビブラムポインテッドと共通点が多い革靴と感じましたので、実際に所有している2足を比べてみました。
左:「RAYMAR(レイマー) RM106V ダブルモンク」は数回しか履いていない新しい靴。サイズは8(US表示)
右:「42ND ROYAL HIGHLAND CH4302-11」パンチドキャップトゥはトップリフトの交換もした履き込んだ靴。サイズは7ハーフ(UK表示)
2足ともラウンドトゥのオーソドックスなデザインで、ビジネスシューズとして汎用性の高い靴と思います。
靴の幅は適度なゆとりがあり、共に痛い思いはさほどせず履きならすことが出来ました。
サイズ感はともにREGAL(リーガル)01DRシリーズの25.5が目安になると思います。
RAYMAR新作!Annonay&Vibramソール&グッドイヤーウェルト製法で作られた、美しさと実用性を兼ね揃えたモデルがついに登場!これまでRAYMARで販売してきたダブルモンクストラップは革底が中心でしたが、ゴム底仕様での販売をご希望される方が非常に多かった為、こちらのモデルにはVibramソールを採用。そして甲革にはフランスのタンナーAnnonay社製のVocalou(革の名前)を使用。世界のシューズメーカーより愛されているAnnonay社 Vocalouは、もっちりとしたきめ細かい肌目とみずみずしい美しい艶感が特徴的です。そしてしなやかながらもしっかりとコシがあり、細かい履きシワが入る上質な革です。製法はグッドイヤーウェルト製法。堅牢なつくりで実用性が高く、ソール交換などのメンテナンスもしやすいことが特徴の製法です。木型は基本的にEE程の木型を採用しており、0.5cmサイズが変わりますとワイズは2~3mm増え、靴の厚み(二の甲辺り)も同様に2~3mm増えます。引用元 RAYMAR OFFCIAL WEB SHOP
■グッドイヤーウェルテッド製法のこだわりドレス靴
“ 常に最高の靴を提供し続けたい ” という高級紳士靴専門店のプライドと良心
そして、進化を続けるクラシックというポリシーをもつ42ND ROYAL HIGHLAND。
型紙を革にあて手で裁断・縫製されたアッパーを手吊り込みし、コバの成型も長年の経験を踏まえ手で行われます。
その細やかで正確な妙技が、優美な品格と程よい色気を足元に与えてくれます。
■自慢の履き心地
注目していただきたいのは、そのフィッティング。履いたときに感じられる足が包み込まれ、体重で沈み込む感覚はぜひお試しいただきたいポイントです。
さらに、アウトソールには定評のある別注VIBRAMソールを採用。生ゴムの含有率を高くする選択をし、通常に出回るそれらとは柔らかさや弾力性の点で高いパフォーマンスを発揮します。
■ビジネスシーンの強い味方!摩擦に強い別注VIBRAMソール
約8カ月間の審査期間を経て実現した、別注VIBRAM。これは、国内代理店などを通すことなく、イタリアのVIBRAM社との直接やり取りにより生ゴムの含有率を高くもたせたラバーソール作りが可能になったということ。
柔らかく弾力のあるラバーにより、すり減りにくくクッション性の高いソール材を採用。
長時間歩くビジネスマンの足元を、エレガントに、そして機能的にサポートしてくれる
隠れた重要ポイントです。
つややかな黒の「レイマー」と赤みのあるダークブラウンの「42ND」。
2足とも小雨模様の日に履きましたが、履き終わりにブラッシングと乾拭きだけでツヤが戻りました。
多少の雨には負けないので、ビジネスシューズとして安心して履くことが出来ます。
ビブラムのポインテッドソールはバスケットシューズのように「キュッキュッ」と鳴くことも。
履き心地は柔らかく、雨で濡れた場所でも滑らない安心感のあるソール。
履き込んだ42NDの靴もソールのポイントもまだ残っており、出し縫いの糸が先に無くなりそう。
すり減りにくい長持ち仕様はビブラムソールの利点と思います。
カカトのアッパーは共にドッグテイル仕上げ。「42ND」は靴べらを使わないで履いたことがあり、履き口にシワが入ってしまいました‥
共にカカトの包まれ感があり、履いていて疲れない靴。
通勤や外廻りなど、歩く機会が多方にもオススメです。
「レイマー」と「42ND」のグットイヤーシリーズ。共に販路が限られており、手に入れにくい靴ではありますが、オススメ出来るお気に入りの革靴です。