ここ1ヶ月くらい、キーワード「42nd royal highland」から検索のアクセスが増えています。
あらためてお気に入りの一足、グッドイヤーウェルテッドコレクションのCH4302-11を紹介します。
42nd royal highland CH4302-11 DBR サイズ:7ハーフ
初めて42NDの靴について書いたのは1年前、トップリフト交換を銀座店で行った記事です。
レイマーのグッドイヤーウェルトの靴と比較レビューを書いています。
現行の「42nd royal highland」グッドイヤーコレクションはチゼルトゥの新しいラストG3と、スリップオン用のラストF12が追加され、色やデザイン違いも含め9モデルが販売されています。
紹介するCH4302-11はラウンドトゥの旧モデルでラストはF4、現行はチゼルトゥで甲が低くなったラストG3のCH9302ー11にリニューアルしています。
CH4302-11は銀座店に持ち込んだトップリフト交換から1年経ちましたが、1年履いたトップリフトの減りは僅か。
対摩耗性が高いのに地面の当たりは柔らかく歩きやすい、ビブラム別注のソール&ヒールです。
ビブラムのソールは外側の糸がそろそろ無くなりそうですが、スタッドはまだ残っています。ただしソールは薄くなってきたようで、駅などの点字ブロックの凸凹が以前より感じるようになってきました。
現行モデルは黒のライニングにモデルチェンジしていますが旧モデルはベージュのライニング、消えかけていますが半敷にゴールドの刻印があります。
内底には「GENUINE LEATHER」表記。よくある「レザーマーク」はありません。
ライニングはオールレザー。吸湿性が良く雨の日でも蒸れを感じません。
サイズは7ハーフを履いています。比較で並べたレイマーはUS表記。
ダブルモンク(サイズUS8)と全長はほぼ一緒。捨て寸も含め同じサイズ感になります。
革靴を毎日履くならば、まずは三足揃えてローテーションが良いとの記事を多く見かけます。
個人的にも納得できる情報で、最初に揃える三足は雨でも履ける靴が良いと思います。
雨でも履けるけど晴れの日でも十分に良い靴。42NDのパンチドキャップトゥは、そんな気持ちで揃えた三足の内の一足、そして初めて買った茶靴です。
雨の日も含め履き込んだ42NDは、クリームも染みこみブラッシングだけで革が輝くようになりました。
けして繊細ではない大雑把なシワも入っていますが、ソールの摩耗も少なく長く履ける一足です。