春を迎え着る機会の増えた少し明るめなグレーや、定番のネイビーのスーツに違和感なく合わせることの出来るビジネスシーンに履いている汎用性の高いダークブラウンの革靴。
悪目立ちのしない範囲で選んでいる春夏用の色や素材が薄いスーツやジャケットに良く合う、少しカジュアルな雰囲気を持つ明るめのブラウンやシボ革の革靴。
今回は春夏用の色や素材が薄いスーツやジャケットにも合わせている、黒のドレッシーなアネノイカーフを使用した革靴3足を紹介します。
REGALの外羽根プレーントゥとストレートチップにショーンハイトのダブルモンクストラップ
靴とベルトの色を合わせる基本も黒ならお気に入りの一本のベルトで対応が可能です。たまに黒の革靴に明るいブラウンのベルトをしている方を見かけますが、統一感のない着こなしと感じてしまいます。
同じ黒のコロニルのクリームを使いケアをしている3足は、新しい時にはそれぞれ少しづつ違う表情を見せていました。しかし甲革にクリームが馴染んできたようで、3足共にほぼ同じ色艶に揃ってきました。
REGAL(リーガル)01drcd
プレーントゥに比べると履く頻度が少ないストレートチップは、まだ堅い感じの履き皺が入っていますが艶感はこちらの方が強い印象です。
ショーンハイト SH405-7
まだ新しい靴の雰囲気が残っているダブルモンクは、黒々とした強い艶感がある仕上がりになっています。
僕の中では同じスーツを着ていてもシャツと革靴の組合せを変えることで、勝負スーツとリラックス感のあるスーツに変化が出来ると思っています。
思いっきり勝負スーツにしたい時は白のシャツに黒の革靴。キチッと感は出したいが少しリラックス感も出したい時は、水色のシャツに黒の革靴を合わせています。
ビジネスシーンの定番、白と水色のシャツですが色を変えるだけで雰囲気が変わると思います。
007 ジェームズ・ボンドのオフィススタイル
ダニエル・クレイグが演じるボンドも、上司Mに会う日はグレーのスーツに白シャツと如何にも殺し屋の雰囲気。でも同僚のタナーやQと会う日は、同じスーツでも水色のシャツと組合せてリラックス感のある着こなしをしていると思います。
一着のスーツでも黒と茶の靴を合わせると着こなしが2通りに。そこにシャツも白と水色を組み合わせれば、スーツ一着の着こなしは4通りのバリエーションが選べます。
そこに数本のネクタイを組み合わせれば着こなしは更に増え、同じスーツを着ていても着こなしのバリエーションを楽しむことが可能です。
ビジネスシーンで履く黒の革靴は、どんな場面でも間違いのない定番の選択になります。今はビジネスシーンもカジュアル化が進みスーツスタイルにスニーカーを合わせる方も増えた時代。
だからこそキチンとした場では手入れのされた黒の革靴を履くことで、仕事に相応しい装いが出来る大人のビジネススタイルになると思います。
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