東京駅の中央通路に設置されている柱型のデジタル広告が、8月末は木村拓哉さんがアンバサダーとなった日産の広告が掲示され、モノトーンでコーディネートされたスーツスタイルが目を引きました。
テレビCMで流れているものとは別のビジネスシーンのお手本のような、グレーのスーツにネクタイ、プレーンな白シャツに黒のストレートチップを合わせたスーツスタイルです。
出典元:新しくなった日産ブランド
どんなカラーにも合わせやすいビジネススーツとして定番の無地のミディアムグレーを、潔く白のシャツと黒の革靴を合わせたモノトーンでまとめたスタイルは「ジョン・ウィック」とも共通するストイックなスーツスタイルで、タイトではなくジャストなシルエットも完璧です。
柄物ではなく無地のネクタイを選ぶことで、キチンとした印象を演出していると感じます。
派手さのないカフスに収まっているシンプルな時計と、足元に黒い内羽根のストレートチップを合わせ色数を抑えたシンプルで遊びのない着こなしが、結果として好印象なワンランク上の着こなしにつながっていると思います。
クールビズが終わりスーツスタイルになると、スーツそのものもちろんですが、シャツやネクタイも色柄を選んでいる方が多いのではないでしょうか。
色柄が多いとカジュアル感が増し、せっかくのスーツスタイルがクールビズの延長のようになってしまうことが多いと感じます。
キチンとした印象を演出できるスーツスタイルには、思い切って色数や柄を抑えた一見地味に感じるかもしれないシンプルなコーディネートで着てみてはいかがでしょうか。
色合わせや柄合わせに悩むことなく、きっと今までと違うスーツの着こなしが出来ると思います。
「ハーヴィー・スペクター」も白シャツとモノトーンのネクタイに黒の革靴を合わせた、シンプルながらストイックなスタイルでリッチな弁護士の雰囲気が漂っています。
スーツとネクタイの色を合わせるだけで、シンプルだけど極まって見える着こなしが可能です。
007スペクターのオープニングで「ジェームズ・ボンド」は柄のあるネイビーのスーツに同色系のネクタイを合わせていますが、色数が抑えられているのでスパイ(殺し屋)らしいストイックなスーツの着こなしです。
ネイビーのスーツに、ネクタイとソックス(ホーズ)もネイビーで統一。
グレーのスーツならネクタイもグレー、ソックス(ホーズ)は黒に白シャツと黒の革靴。
そんな基本的な着こなしが、誰でも簡単に極まって見えるスーツスタイルの近道と思います。
黒のストレートチップ REGAL01DRCD のレビューです
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