冬のビジネスシーンにはチェスターコートを愛用しています。きっかけは、ダニエル・クレイグが演じる007、ジェームズ・ボンドのスーツとチェスターコートの着こなしが格好良かったからです。
そんなきっかけとなった007の着こなしを紹介します。
まず、ダニエル・クレイグが演じる2作目の『慰めの報酬』で、ロンドンで着ていたネイビーのチェスターコートスタイルです。チャコールグレーのスーツに白シャツを合わせたこのスタイリングは、黒の革靴と合わせることで、大事な商談など、キチンとした印象が求められるビジネスシーンに真似したい着こなしだと思います。
上司「Ｍ」も白シャツのキチンとした印象のスタイルです。ボンドは部下として着こなしも合わせているのかもしれません。
画像にはありませんが革靴はチャーチの内羽根ストレートチップ。足元もキチンしたスタイルです。
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次はダニエル・クレイグの3作目「007 スカイフォール」から、ロンドンで「Q」の登場シーンに着ていたネイビーのチェスターコートスタイルです。ミディアムグレーのスーツに水色のシャツ、ネイビーのネクタイを合わせたスタイリングは、普段のビジネスシーンに参考になる着こなしだと思います。
「007 スカイフォール」では、ジェームズ・ボンドが髭を生やしたスーツ姿を披露しています。これは、これまでの007シリーズでは珍しいスタイルです。
ラストシーンでは、ボンドはユニオンジャックをバックにしたコートスタイルで登場します。
この作品では、ボンドは唯一ネイビースーツにグレーのマフラーを合わせています。ボンドのグローブ（手袋）と革靴は、常に黒で統一されています。
「スカイフォール」では、ボンドのスーツはラストシーン以外では、グレーでモノトーンで統一されていました。しかし、革靴はクロケット＆ジョーンズのチャッカブーツや外羽根プレーントゥ（ソールはダイナイトソール）を合わせた、アクティブな足元になっています。
「スペクター」では、ボンドはロンドンに戻った1日目のコートスタイルで、ミディアムグレーのスーツに白シャツとダークグレイのタイを着用しています。これは、大事な商談や会議の場などに似合いそうな、モノトーンで統一されたストイックな着こなしです。
ボンドはロンドン2日目のスタイルで、ミディアムグレーのスーツに白シャツとネイビーのタイを着用しています。また、ネイビーのマフラーを合わせています。これは、同じコートとスーツでも、普段のオフィスに合いそうな、少し柔らかな着こなしです。
黒のグローブと革靴は、ダニエル・ボンドのスーツスタイルの定番です。しかし、笑顔のため、007らしさがないオフショットです。
「スペクター」での革靴は、外羽根ストレートチップで、ソールはダイナイトソールの、ドレスとアクティブさが両立した、実用的なスタイルだと思います。
ダニエル・クレイグ主演の5作目「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていますが、紹介した3作と同様に、スーツスタイルが楽しみです。
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