昨年末のセールで購入してから8ヶ月。4ヶ月ほどかけ室内履きや短時間の履き慣らしを続け、春からはコロナ窩で頻度は少ないながら会社に履いて行くようになった「バーミンガム」も、ようやく終日履いても小指の付け根に痛みを感じなくなるまでに馴染みました。
ややロングノーズのセミスクエアチゼルトウ、底材はレザーソール。ヒールには踵化粧全面がラバーのフルプロテクターヒール(通称:全プロ)にブラウンカラーは特徴ある焦がし仕上げの「バーミンガム」シリーズ 。
2016年の発売当初はストレートチップ、セミブローグ、ダブルモンク、プレーントウの4つのデザイン、ブラックとブラウンの国産スムースレザーのバリエーションでスタート。
その後セミブローグとダブルモンクストラップには、ダークブラウンのスムースレザーとスエードも選べるようになり、靴の甲革と同素材のオリジナルベルトも発売されるなどバリエーションを増やしていたモデルです。
レベルソ仕上げキャップのダブルモンク、ダークブラウンが欲しかったのですが、税込4万を超える価格に躊躇があり、購入には踏み切れませんでした。
2016AUTUMN NEW ARRIVAL -BIRMINGHAM SERIES-
「バーミンガム」シリーズは、リーガルDRCDシリーズのプレーントウ04MRを購入したりとタイミングが合わずに忘れかけていましたが、昨年末に何気なく覗いたONLINE SHOPでウインターセールの対象品になっていたことで購入意欲が復活。クールビズに履きたいと思い明るいブラウンのプレーントウを選びました。
少しスリムな木型の「バーミンガム」ですが、足指が当たらない捨て寸のあるサイズを選べば、内踏まず側が長いロングカウンターの効果で土踏まずがサポートされ履きやすく疲れにくい靴と感じます。
履き込むことでソールの返りも良くなり、当初は抜け気味だった踵のサポート感も増しました。
最初はつま先が良く削れたレザーソールも、やはり返りが良くなったためか落ち着いてきたところでゴム(ブルコラン)あての補強をしています。
踵化粧全面がラバーのヒールは滑り止め効果が高く、実用性を重視したビジネスシューズとして履きやすい造りと感じます。
履き皺も少しづつ深くなり大味なシワはアノネイカーフと比べ見た目はイマイチですが、オレンジ味のある茶色のアッパーが、これからトップリフト交換が必要になるほど履き込んだときにどのように変化(エイジング)するか楽しみでもあります。
税込み4万円前半のシェットランドフォックスの靴は、税込み4万円で収まるリーガル01DRシリーズと価格が近く違いが判りづらい面もありますが、実際に履いてみるとロングカウンターや踵骨設計などのこだわりを、履き心地や歩き着心地の違いで感じることが出来ます。
ビジネスシーンで履きたい靴が十分に揃い、今はこれ以上に靴を買い足そうとは思っていませんが、この「バーミンガム」が完全に足に馴染んだ時には、シェットランドフォックスの購入に気持ちの変化があるかもしれません。
2020年8月現在、ONLINE SHOPのサマーセールで「バーミンガム」シリーズと「インバネス」シリーズが購入可能です。
SHETLANDFOX - シェットランドフォックス|靴のリーガルコーポレーション 公式通販サイト「リーガルオンラインショップ」