新幹線車内で見かけたクールビズスタイルのビジネスマン。一見、ビジネスファッションに気を遣っているように見えましたが、よく見ると何となくだらしなく見えるポイントが。自分自身も同じ失敗を避けたいと感じ、クールビズスタイルで気を付けるべき4つのポイントをご紹介します。
実例その①
通路を挟んで隣の席に座っていたベテラン(年配の)ビジネスマン。ノータイだけどスーツ着てるし黒のセミブローグ&レザーソールの靴でコーデ。でもよく見たらコバの地面側は色が剥げカカト側も色褪せし、アッパーは汚れてはいないけどツヤのない状態。昨日も2日連続夕方から豪雨、雨に濡れた靴をそのまま履いてたようです。
さらに立ち上がった時のスーツの上下、特にジャケットの背中とパンツの腿と膝裏がシワシワなのが気になりました。それならジャケットを脱いでシャツだけの方がキチンと見えると感じました。
気をつけているポイント①
軽装になるクールビズスタイルは、ネクタイを締めたスーツスタイルより足元が目立ちます。帰宅したら一日履いた革靴をブラッシングし、雨に濡れた時は水拭きと乾拭きもしています。コバも色の剥げてきたらコバインクを塗りケアしています。
気をつけているポイント②
ジャケットは脱いだらハンガーに、スラックスも専用の吊り下げタイプのハンガーを使っています。それだけでは取れない深くついたシワにはスチーマを掛けも。毎日同じスーツや靴は着用しないように、複数でローテーションしスーツや靴を休ませています。
クリースも長持ち、ブラッシングも楽に出来ます。
実例その②
その前の席の座っていたツーシームの茶靴を履いたビジネスマン。カカトが凄く斜めにすり減って後ろから見ると目立ちました。最初の方と同じく雨に濡れたせいかコバはドロ汚れがついています。靴のアッパー(甲革)はシットリした風に見えるけど、もしかして濡れたまま乾いてないのかもしれません。
気をつけているポイント③
駅中のチェーン店などでも短時間でヒール交換または修理が出来ます。カカトの減った靴を長く履いていると身体にも歪みが出るなどの悪影響も心配です。帰宅後に革靴をブラッシングするときはコバの汚れにも注意しています。
実例その③
同じ車両の座っていた、ライトグレーのパンツ(ズボン)に黒のスエードプレーントウを履いたビジネスマン。靴下も黒でモノトーンコーデが出来てるのに、組んだ足からずり落ちた靴下とすね毛がのぞいてました。
気をつけているポイント④
三足千円では買えませんが、クールビズでも靴下はロングホーズ(ハイソックス)を履いています。
ビジネスファッションでは、通年ロングホーズを履いてます。
クールビズスタイルは、オフィスで過ごす夏場の快適性を高めるために導入されました。しかし、気をつけなければいけないポイントがあります。例えば、だらしなく見えるポイントがあると、その印象が残ってしまうことがあります。この記事では新幹線車内で見かけたビジネスマンのスタイルを通じて、クールビズスタイルにおいて気を付けるべき4つのポイントを紹介しました。まず、適切なサイズと着用感を選ぶことが大切です。また、アイテム選びにはベーシックなアイテムを取り入れることで、自分に合ったスタイルを見つけることが出来るのではないでしょうか。これらのポイントを押さえることで、クールビズスタイルでの失敗を避け、印象をアップさせることができると思います。