夏の間は履く機会がなかったREGAL(リーガル)のスエードデザートブーツ。しかし、9月に入り気温も下がり、オフの日に履く機会が増えました。
以前気になっていた黒ずみも、靴紐を替えて履き終わりのブラッシングを数回したら目立たなくなり、水洗いはせずに済みました。これからもっと頻繁に履く予定なので、スエードのケアを行うことにしました。
履き終わった後、豚毛ブラシでブラッシングした状態です。実際に履く際に日光の下で見ると、十分にキレイな靴ですが、今回は久しぶりにクレープブラシを使ってケアをしてみることにしました。
愛用しているのは「サフィール」のクレープブラシです。スエード靴は秋から春にかけて頻繁に履くため、前回のクレープブラシの使用時にはゴムが硬くなっており、もみほぐすのに時間がかかりました。
しかし、今回はゴムが柔らかく、スエードへの摩擦も軽減されているようです。靴に対して一定の方向からではなく、前後左右からブラシをかけていきます。
ブラッシング後の状態を見ると、毛並みが揃い、甲のスエードが少し明るくなったように感じます。クレープブラシのゴムの先端は黒ずんでしまうことがありますが、汚れも取り除けていると思います。
豚毛ブラシで仕上げのブラッシングだけでも十分ですが、雨に備えてスエードスプレーを使って革の保護と防水処理を行います。これで、スエードデザートブーツのケアは完了です。
愛用しているのはM.モゥブレィの「スエードカラーフレッシュ」です。靴クリームはなかなか減らないのですが、このスエードカラーフレッシュは年に2本ほど使い切ってしまいます。
スエード靴のケアは手間はかかりませんが、スプレー代がかかることがあります・・・。缶の説明書には「均一に3回スプレーしてください」と書かれていますが、個人的には2回で十分だと思っています。今回もスプレーは2回行いました。
画像はスプレー後の状態ですが、スプレー直後から乾き始め、約10分程度で十分に乾燥しました。気温が下がるにつれて乾燥時間は長くなるかもしれませんが、冬場でも30分ほどで大丈夫だと思います。
乾燥後は豚毛ブラシで仕上げのブラッシングを行います。豚毛ブラシは普段履き終わりのブラッシングにも使用しています。
スエードスプレーは消耗品ですが、スエード用のブラシは豚毛とクレープの各1本で十分足りています。これでスエード靴のケアは完了です。
豚毛ブラシでブラッシングを行った後の画像です。甲の部分がやや黒っぽく見えますが、実際には毛並みが均一に揃っています。これでデザートブーツのケアは完了です。
これからの季節にぴったりなデザートブーツは、ヘビロテできるアイテムです。愛好家の方々は色違いで複数のペアをローテーションさせているようです。
手入れも簡単で大人な足元を演出できる一足を、試してみませんか。
ケアのあと台風の日に履きました
豚毛ブラシほど使用頻度は高くありませんが、スエード靴のケアにオススメです。