晴れの日にはレザーソール、雨の日にはラバーソールと選べる本格靴を共に1万円台でラインナップし話題となったRAYMAR(レイマー)。レザーソールのシリーズは今は2万円台にシフトしていますが、相変わらず売り切れ状態が続いています。
レインシリーズ 木型0401 ブラックレザー ラバーソール(ダイナイトタイプ)
雨用靴を探していた時にレインシリーズを知り、「アシーレ」サービスでサイズ感を確認してからサイズ8(26.0)で購入した靴も、履きおろしから1年が経ちました。
これまでインターネットショッピングで「靴」を買う際、サイズ感に関して不安な気持ちを抱かれた方は非常に多いかと思います。
実際に弊社商品をご購入頂く際に、サイズ感に付いて多くのお問い合わせを頂き、サイズに関してご不安をお持ちの方が非常に多くいらっしゃる事を痛感致しました。
そんな中、「少しでもサイズ感に対してのご不安を取り除きたい」という思いを込め、「RAYMAR アシーレ サービス」と言うものをご用意させて頂きました。
「RAYMAR アシーレ サービス」を簡単にご説明させて頂きますと、実際に弊社で使用している木型より採取した「手製のビニール靴」をお申込み頂いた方へご郵送させて頂き、サイズ感をお試し頂くというシンプルなものです。手製の為、作りが粗く見た目は良くありませんが、このアシーレによりおおよそのワイズ、足長、ボールジョイントのサイズ感をご確認頂けます。
この「アシーレ」により少しでもサイズ感のご不安を取り除けたらと思っております。尚、アシーレの返送は不要で、費用は一切掛かりませんのでご安心下さいませ。
是非ご利用下さいませ。
購入当時は送料込み15,800円。
2019年年8月時点で販売されているレインシリーズは、17,800円と値上がりしているので変更(改良)されている点もあるかもしれませんが、旧モデルのレインシリーズは値段なりの造りと感じた部分もあります。
ショートでもロングでもない、丁度良いラウンドトゥのVフロントプレーントゥ。
サイズ感はREGAL 01DRCD(サイズ26.0)と比べると、特に幅がハーフサイズほど小さくタイトフィットな履き心地ですが、踵の収まりが良く履いていて疲れない靴。
履きおろしは台風の日で初日からずぶ濡れになりました。でも、靴底やアッパーから雨が染み込むこともなく、1年たった今も防水性は保たれています。
履き込んでいくうちに目立たなくなりましたが、購入時に気になったのは履き口の革の切りはしが未処理で解れたようになっていたこと。
また朝から雨の日、または天気予報で降水確率の高い日にしか履かないので、布ライニングは少し蒸れやすいかなと感じます。
また、布ライニングは中が濡れてしまうとカビが生えてしまうリスクも気になります。
履き込んでいるうちに接着剤の匂いは消えましたが、新品時には独特の接着剤の匂いも気になりました。
中敷きはフルソック(かかとからつま先まで一体)。
靴の中に水が染みた際に、足が濡れないように採用されたと商品説明にあります。
掲示板の書き込みにもありましたが、ソールの減りは早く踵は1年持たずにトップリフトが擦り減り、ヒール積上げまで僅かになりました。
見た目が似ているダイナイトソールか、ビブラム2055のトップリフトに交換しようと思い、修理を依頼したお店で相談したところ、交換用のリフトはダイナイトは10mm、ビブラムは8mmで、レイマーレインシリーズのリフトは7mmで厚みが違うとのこと。
リフトの厚みが違うダイナイトやビブラムに替えると、踵の高さが変わり履き心地に違和感が生まれる可能性があると説明を受けました。
デザインは変わってしまうが、粘りがありながら摩耗しづらい同じ7㎜厚のビブラム5340リフトを薦められ、それに交換しています。
ただしソールの縫い糸は溝が掘られた中にあるので、パターンが無くなっても糸が切れることは無さそうです。
ネガティブな面が多いような結果となってしまいましたが、値段を考えれば納得出来る範囲。1万円台で購入出来る、スムースレザーでグッドイヤーウェルテッドの靴。
他の選択肢はほとんど無く、人気があるのは当然と思います。
また発売後すぐに売り切れてしまうため、限定品を手に入れるような気分になることも人気の秘密かもしれません。
個人的にもオススメ出来る、お気に入りの靴です。
レインシリーズの新型が発売。ビブラムソール&アッパー革の変更で更に良い靴になっているようです。
「Oliver」を1年履いたレビューです