genuine style

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サラリーマン視点でメンズファッションを学んでいます

ガラスレザーのUチップ REGAL(リーガル)132S

雨の日に気兼ねなく履けるガラスレザーの革靴を探していて巡り会ったのが、伊勢丹オンラインショップでセール品だった伊勢丹別注のREGAL(リーガル)132S。

実物を確認したかったので、試着可能な店舗をオンラインショップにLINEで問い合わせたところ、新宿の伊勢丹メンズ館に在庫があるとのことで実際に試着し、店頭で購入しました。

実店舗で扱われている靴は、届いてからイメージと異なったり、足に合わなかったりするリスクを避けるため、できるだけ実物を見て試着するように心がけています。

REGAL 132S

www.mistore.jp

 

<REGAL/リーガル>のUチップシューズです。「ブラッチャーモカ」とも呼ばれる外羽根Uチップは、コーディネートの幅広さから近年人気のデザインです。アッパーにはしっとりと艶めく質の高い革を使用。後足部の切り替えがさり気ないアクセントになっています。グリップ力の高いダイナイトソールを採用。

引用元:mistore.jp/shopping

 

伊勢丹別注のREGALは2足目です。最初の靴は黒のダイナイトソールのストレートチップでした。当時、タイトめのサイズ感で靴選びをしていたので、ギリギリ足が入る25.5を試しましたが、左足の小指の付け根が痛くなり、克服できずに手放すという苦い思い出があります。

今回の靴は意外と細身の木型でしたが、26.0を選んだので小指の付け根の痛みはなさそうです。雨用の靴を選んだため、履き慣らしに時間をかけたくなかったので、このサイズ感で正解だったと思います。

REGAL 132S

REGAL 132S

 

ダークブラウン表記のアッパーは、黒の仕上げ剤が使用されているようで、マーブル調の風合いがあります。レザリアンローションを使用してガラスレザーの表面を痛めないで拭き取りしたところ、布に黒い仕上げ剤のようなものが付着しました。

初めのなじみを良くするため、ガラスレザーに浸透することを期待してレーダーオイルを塗布すると、さらに布が黒くなります。表面が落ち着いた後の乾拭きでも、まだ黒い仕上げ剤が取れ、かなりしっかりと仕上げ処理が施されていたようです。

 

 

オイルが落ち着いた後には、スムースレザーと同様にデリケートなクリームを塗布しました。革の表面が落ち着いた後の乾拭きでも、布はまだ黒くなりました。

色は入るか分かりませんが、スムースレザーと同様にカラフルなクリームで仕上げました。ダークブラウンというよりも、少し紫がかった濃いめの茶色に合うクリーム、紫味のあるバーガンディを選びました。

 

 

その後のケアも、乳化性クリームをスムースレザーと同様に使用しています。クリームが浸透しているかはわかりませんが、拭き取りの布に付着するクリームの量は塗布した量よりも少ないため、浸透していると思います。

この靴は表面の樹脂仕上げが薄く、光沢感も控えめです。ガラスのようにテカテカと光る光沢はありません。しかし、雨滴は抜群にはじき、水滴を拭き取るとシミもなく、雨粒の跡も残りません。

何度かクリームで手入れをするうちに、鈍く艶が出るように変化しています。のっぺりとした革ですが、意外と良いと感じる独特の艶があります。

 

sanyotan.co.jp

 

この靴はガラスレザー特有のテカテカとした光沢は控えめです。以前愛用していた黒のガラスレザーJU15はテカりのある質感がありましたが、ブラウンのこの靴はムラ感のあるマーブル模様でありながら、ツヤ感は控えめで、印象が大きく異なります。

REGAL 132S

REGAL 132S

REGAL JU15

REGAL JU15

 

 

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久しぶりにガラスレザーの靴を履いて感じたのは、通気性が若干劣ることです。同様に雨に強いスエードとダイナイトソールの靴は蒸れを感じませんが、この靴は梅雨時にわずかに蒸れる感覚がありました。

シェットランドフォックス ドレイトン

シェットランドフォックス ドレイトン

 

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ただし、これはライニングの違いも影響している可能性があります。この靴は塗り感のある黒いライニングを使用しています。カップインソールによってかかとのホールドが強化されているようですが、実際にはかかとがしっかりとホールドされる感じはせず、通常のインソールとの違いを感じることはありませんでした。REGAL 132S

 

足の指が窮屈さを感じず、歩きやすい靴であり、踏み付け部の幅にも余裕があります。この一足を選んで正解だったと思います。

 

 

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