昨年6月に購入したSHETLANDFOX(シェットランドフォックス )「 ドレイトン」を履きおろしてから1年。朝から雨の日は選びませんが週1回ペースで履いているので約50回、終日12時間ほど履いているので時間にすると約600時間ほど着用しています。
落ち着いたダークブラウンの色味はスーツスタイルだけでなくクールビズにも合わせやすく、レザーソールの靴で一番履く頻度が多い靴となりました。
ソフトな足あたりの柔らかいレザーは履きおろしから痛い思いをすることなく足に馴染み、履き皺もツリーを入れればきれいに伸びる繊細なシワが入りました。
シューツリーはシェットランドフォックス専用シューツリーを使っています。サイズ8の靴には「インバネス」は画像右側のLで丁度良いですが「ドレイトン」は一回り大きな画像左側のLLがぴったりです。
現行SHETLANDFOXの中で最も新しい木型は、土踏まずを絞り込み、踏みつけ部分の幅をやや広めにとった、抑揚の利いたフォルムです。
甲革には、足あたりのやさしい、柔らかな国産キップを採用しております。
引用元:REGAL CORPORATION ブランド 公式サイト
アッパーに使われている国産のキップは「インバネス」のボカルーと並べると少し透明感が足りないと感じますが「ドレイトン」単体でみれば十分と思います。ワックスは使わずに乳化性クリームだけで手入れをしていますがツヤもあり不満はありません。
水に濡れると色抜けやシミになりやすいボカルーより扱い易くお手入れも気を遣わずに済みます。お手入れは乳化性クリームのモゥブレイのシュークリームジャー、最初に使っていたロンドンタンでは色が抜け気味となり今はレッドマホガニーを使っています。
リーガルDRCDシリーズは3ヶ月ぐらいでつま先の減りが目立ちリペアしましたが「ドレイトン」はノーズが短めのためか、つま先の減りは穏やかで1年持ちました。つま先の減りはこの程度でウェルトまではまだ余裕があります。
初めてレザーソールの靴を履くと、つま先の減りに驚いてしまうと思いますが、トップリフトがのこり僅かになった交換のタイミングで、つま先も修理ならば納得感があると思います。
修理は個人店に依頼しトップリフトはビブラムエクスプローションの茶色、つま先ゴム当てで仕上げてもらいました。
シェットランドフォックスのラインナップではレザーソール入門用の価格設定となっている「ドレイトン」はコスパの高い靴と感じます。
「ドレイトン」シリーズ。SHETLANDFOXの新たなエントリーシリーズとして、2020年春にデビューしました。
シルエットはラウンドトウ、製法はグッドイヤーウエルト式製法、底材はレザーソールを採用しております。引用元:REGAL CORPORATION ブランド 公式サイト
メダリオンを少しだけ REGAL SHOES 岡山表町店のスタッフブログ
ネットで購入しても4万円ちょっとする少し高価な靴ですが、REGAL(リーガル)01DRCDシリーズと同様に満足度の高い一足になると思います。