2ヶ月履いたRAYMAR(レイマー)ダブルモンクストラップのお手入れ(靴磨き)
8月に購入した「RAYMAR」のダブルモンクストラップも、購入から2ヶ月が経過しました。クールビズ期間に黒靴を履く機会が少なく、2ヶ月間で履いた回数は5回ほど。
手持ちの靴は、10回ほど履いたら(週1回で2ヶ月程度)クリームを使ったお手入れ(靴磨き)をしていますが、RAYMARのダブルモンクストラップは少しタイト気味のフィット感のため、革を柔らかくする効果も期待して早めのクリームを使ったお手入れを行いました。
まずは靴の内側から。5回ほど履いたインナーは除菌ウエットシートで拭いたあと、少しきつめに感じる履き口や甲の内側にデリケートクリームで保湿。
履き皺の下あたりを重点的に塗っています。
シワを伸ばす目的で、磨く時はバネ式のシューツリーを使っています。
軽くワックスを塗っているつま先は、ハイシャインクリーナーを使用。
ワックスを落としたあとは、サフィールのレノマットクリーナーで全体の汚れ落とします。
画像の左側、右足だけレノマットリムーバーで拭き上げ後の比較。
汚れやクリームが落ち、全体的にツヤが無くマッドな感じになっています。
両足分の拭き上げに使った布の比較。
下がハイシャインクリーナーでつま先のワックスを、上がレノマットリムーバーで全体を拭き取った布。
ハイシャインクリーナーの、ワックスを落とす効果が高いことが判ります。
レノマットリムーバーは、使用後15分ほど乾燥時間を空ける必要があります。
レノマットリムーバーが乾燥したら、保湿目的で薄くデリケートクリームを全体に塗り、ブラッシングでなじませます。
蝋分の少ないデリケートクリームでも、十分ツヤがありキレイな靴に見えます。
黒の乳化性クリームを、これも薄く全体に塗布。
全体的にツヤが無い状態になったら、乾燥時間は空けずにブラッシングでクリームをなじませ、布で拭き上げをします。
布で拭き上げ後。
布に付いたクリームはごく僅か、薄塗りをしていることが判ると思います。
グローブクロスを使いさらに乾拭き。
少量のクリームで十分ツヤがあるキレイな靴になりました。
つま先はもう少しツヤがある方が好みのため、ワックスでさらに磨いていきます。
ワックスを薄塗り(一層)した状態。
つま先はまた曇った表情になりますが、ここから水で湿らせた布で磨いていきます。
両方合わせ5分ほどで、ツヤのあるつま先になりました。
革のキメが判る範囲の光沢感、鏡面にはしていません。
仕上げに山羊毛ブラシでブラッシング、全体的にツヤが増しているのが判ると思います。
今回はレノマットリムーバーの乾燥に15分開けたので、掛かった時間は両足で45分ほどです。
気温も下がった10月下旬。
ビジネスファションはスーツスタイルが増え、黒靴を合わせる機会が増えてきました。
足馴染みも進み、ビブラムソールで雨に強い靴。これから履く回数も増えると思います。
仕上げに山羊毛ブラシでブラッシングがオススメです