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サラリーマン視点でメンズファッションを学んでいます

SHETLANDFOX(シェットランドフォックス)SF101F「ドレイトン」クォーターブローグ

 2020年春に発売されたSHETLANDFOX(シェットランドフォックス)「ドレイトン」シリーズ。ストレートチップやモンクストラップも選べるなかで、クールビズだけでなくネクタイを締めたジャケパンスタイルも合わせやすいブラウンのクォーターブローグを選びました。

バーミンガム」と同じサイズ8(26.0)でも小指の付け根に圧迫感のない履き心地。試着では7ハーフも足が入りそうと勧めてくれましたが、以前リーガル01DRで悩んだ25.5と同じく小指付け根に少し圧迫感がありました。もう足に負担を掛けながらタイトな靴を馴染ませるのは卒業したいと思いジャストなサイズ8を選びました。

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公式サイトでも"足入れした際に革が硬く小指が当たるというお客様に柔らかな牛革を使用し足当たりのソフト感を実現させました"と記載があり、無理をしないサイズ選びで正解だったと思います。

シンプルでバランスの良いデザインが特徴のドレイトン。長年シェットランドフォックスの中核商品だった「インバネス」シリーズの後継として開発されました。小指にゆとりを持たせた木型、絞り込まれた踏まず部やより向上した踵のフィッティング等、一層の改良が施されています。

土踏まずを絞り込み、踏みつけ部分の幅をやや広めにとった、抑揚の利いたフォルムのラウンドトウ。デザインは、ストレートチップ、クォーターブローグ、モンクストラップの3種類。甲革には、足あたりのやさしい、柔らかな国産キップを採用しております。

 

Mr.オーソドックス ドレイトン REGAL SHOES 岡山表町店のスタッフブログ

 

 

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小指の付け根にゆとりがありながら踵と土踏まずが絞り込まれたドレイトンの木型。親指や小指がライニングにあたる面が広く指先はゆとりがありながら、踵と土踏まずは動きが少なく指の付け根に負担を感じない足に優しい靴と感じます。

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リーガルDRCDシリーズと比較

僕にとって基準の靴、リーガルDRCDシリーズのプレーントウ。同じようにボールジョイントが広く土踏まずが絞り込まれた木型です。

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返りの良いレザーソールも歩きやすい靴と感じる一因と感じますが、ヒールは「バーミンガム」シリーズやリーガルDRCDシリーズのように全ゴムのヒールの方が滑りにくく、また摩耗も少なくないためビジネスシーンで履く靴にマッチしていると思います。

 

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素仕上げ風なベージュのインソールは派手さがなく、靴を脱ぐ必要がある場合でも嫌みのないデザイン。リーガルDRCDシリーズと同様にビジネスシーンで履きやすいと思います。

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新品時から柔らかなアッパーの国産キップは情報はありませんが姫路の山陽レザー?。リーガルDRCDシリーズのような肌理の細かさや艶感は感じないものの、艶感控えめの落ち着いた雰囲気(プレメンテ前)は個人的には悪くないと感じました。

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革に負担をかけないよう時間をかけて仕上げ剤分を落とし、水分と脂分をサフィールのデリケートクリームを数回入れました。仕上げにモゥブレイのロンドンタンで磨いたところ、しっとりとした艶感の仕上がりになりました。

 

 

 

アッパーと同様に新品時から艶感控えめなソールは、履きおろし前も含めコロニルのソールトニックでケアをしています。

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初日から堅さを感じない柔らかい履き心地でしたが終日10回程、時間にすると100時間、7万歩履いたあたりで足にフィットした履き心地に。手入れはデリケートクリームとシュークリームのみでワックスは使用していませんが、ブラッシングと乾拭きだけで鈍く光るようになりました。

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価格的にリーガルDRCDシリーズと競合する「ドレイトン」シリーズ。両シリーズとも土踏まずは絞り込まれながらボールジョイントにゆとりがある木型で、履き心地、歩き履き心地が似ていると感じます。アノネイ社のカーフを使用しお買い得感が高いのはDRCDシリーズと思います。

 

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プレーントウ(04MRCF)が廃盤となり、今の選択肢はストレートチップ/クォーターブローグ/ウイングチップ。ベーシックながら明るい色味な02と03のブラウンは、ビジネスシーンでは少しコーディネートが難しいと個人的には感じます。

「ドレイトン」シリーズは定番のストレートチップに、少しカジュアル感のある外羽根クォーターブローグとモンクストラップが選択出来ます。特に落ち着いたブラウンはダークトーンのスーツにも合わせやすくジャケパンスタイル、スーツスタイルを問わずビジネスシーンのメインシューズとして通年愛用出来る一足と思います。

 

 

 

 

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