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ホーウィン社製シボ革のダブルモンク RAYMAR Matthew(レイマー マシュー)を2ヶ月履いたレビュー

RAYMAR(レイマー)から、2020年に発売されたパティーヌ仕上げされたホーウィン社のシボ革と"ドレス・カジュアル両方で使用出来る木型"というコンセプトで作成された新木型「0027番」第二弾の革靴「Matthew(マシュー)」

約2ヶ月ほど履いたことで、履き始めはキツく感じた上のストラップ側の甲も無理せず一番外側のストラップが留められるようになり、足入れ時も空気が抜ける「シュポッ」と音がするジャストなサイズ感の、とても歩きやすい靴に変化してきました。

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「Oliver」と比べると少し堅めに感じたホーウィン社製のシボ革ですが、1ヶ月ほど履いてからビーズエイジングオイルを塗布、その後1ヶ月は履き終わりのブラッシングと乾拭きの手入れをし、2ヶ月経ったところで二度目のビーズエイジングオイル塗布をしています。オイルを2度塗布したためかオリバー同様に柔らかい革に変化してきましたが、ロウ分の入っているクリームは未使用のため控えめな艶になっています。

 

 

今までのレイマーの木型よりノーズが短い「0027番」は、同じシボ革で外羽根フルブローグの「Oliver」はノーズの短さやポッテリ感がない伸びやかなデザインですが、つま先のキャップが短い「Matthew」はボテッとした印象を受けます。

ビブラムのソールと柔らかいライニングの組合せはクッション性が高く、歩数を重ねても足に負担がない履き心地。艶の控えめな革と丸みのあるつま先はビジネスシーンより休日のカジュアルが似合う印象があり、購入後はオフの日に一番履く機会が多い靴となっています。

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左:Matthew 右:Oliver 共にサイズ8¹/₂(26.5)

 

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ホーウィン社製のシボ革は雨染みも目立たないため、滑りづらいビブラムソールと合わせ秋雨の日にも履いています。

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所々に水たまりもある強い降りの中で30分ほど歩いた「Matthew」。キャップの付け根から甲の屈折部にかけて雨で濡れていますが、靴の中に雨が染み込みはありません。

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雨に濡れてから30分ほどで、甲の濡れた箇所も目立たなくなります。同じホーウィン社製の「クロムエクセル」は雨に濡れずに弾く印象ですが、シボ革は濡れはしますが水染みが目立たない、やはり雨に強い靴と思います。

 

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まだ履き始めから2ヶ月と若い靴ですが、これから更に足に合った靴に変化が期待できそうな「Matthew」。ホーウィン社製のシボ革の皺や艶がこれからどのように変化していくのか、これからも「Oliver」と合わせ追ってみたいと思います。

 

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